ビットコイン・暗号通貨の秘密鍵を守れ!

ビットコインなど暗号通貨の利用者が最も気をつけないといけないのは秘密鍵を守ることです。
この記事ではどのようなリスクがあるのか、守る方法や保管場所について考えます。

「守る」というのは「無くさない」および「他の人に漏らさない」ことです。
この2つを完ぺきにやり遂げるのは、慣れていないとなかなかに大変です。

無くしてしまうパターン

  • ウォレットの復元フレーズをメモする前にスマホが故障・水没・盗難
  • ウォレットの復元フレーズをメモする前にPINを忘れて2度と表示できなくなった
  • ウォレットの現在の復元フレーズではなくスクリーンショットを撮った以前の使っていない復元フレーズしか手元に無い

漏らしてしまうパターン

  • 復元フレーズのスクショをうっかりタイムラインなどに公開
  • 復元フレーズのスクショが自動同期でクラウドにアップロードされてOCRで読み取られる
  • 復元フレーズをテキストファイルに保存したパソコンが盗難に遭う
  • 復元フレーズのテキストファイルをクラウドにアップロードしてしまい読み取られる(Evernoteなど)
  • 戸外で復元フレーズを表示してしまい他の人に盗み見られる
  • 戸外で復元フレーズを表示してしまい監視カメラに読み取られる
  • クリップボード監視アプリを使ったまま復元フレーズをコピペしてしまい平文で履歴が残る

ぱっと考えてもこれだけ思いつきましたが、他にも色々な罠があることでしょう。

無くしてしまった秘密鍵を逆から計算してどうにか求めるには、今のところ一生掛かっても無理なくらいの時間が必要でコストに見合いません。

これらのデジタル的なリスクを避けるには、紙に手書きで記録するというアナログな方法が最も有効となっています。

保管はどうする?

では記録した用紙をどのように保管すれば良いのか、考えてみます。

手帳かノートの片隅に走り書きしただけ
→ 初心者セミナーでウォレットを新規作成してとりあえず紙にメモれと言われた場合こうなります。
が、普段持ち歩くものに書きっぱなしなのは危険です。ページを破って家の机の引き出しなどに保管した方が安全です。ノートや手帳は紛失することがありますし、他の人に見られる危険性があります。

家の机の引き出しに保管
→ 家族が勝手に取り出してしまうリスクがあります。また、家が火事や水害にあった場合に消失するリスクもあります。

金属板など燃えにくいものに記録
→ 火災対策はバッチリですが地震で家屋が倒壊した場合などに取り出せなくなる可能性があります。
Cryptosteelという製品は火事に耐える金属でできた記録盤で活字をセットして使います。
Cryptosteel the master of all backups – Cryptosteel

実家や貸金庫など別の場所にも控えを保管
→ 災害対策として有効です。間違って捨てられないようにしましょう。

他の人が見ないためには

用紙は自分以外の人間が見られないように封をしておいた方が良いです。
最も安上がりなのはハガキに貼る目隠しシールでカバーすることです。

これで剥がされたことは分かります。
ただし、絶対に見られなくするわけではありません。

究極の保管場所は…

なお、長期間の保管に耐え、盗難も知らなければされにくい場所があります。
お家によっては何百年も中の物を風雪に耐え守ってきたはずです。

それは……

「お墓の中」です。

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